川崎大師に愛嬌たっぷり「寅だるま」 表参道の老舗に登場

店頭に並ぶ「寅だるま」=川崎市川崎区

 2022年の干支にちなんだ「寅(とら)だるま」が、川崎大師平間寺(川崎市川崎区)の表参道にある老舗だるま店「小田切商店」に登場した。08年から販売されている恒例の人気商品で、毎年購入する愛好家もいるという。

 だるまの生産が盛んな群馬県高崎市の職人2人が1点1点手描きで制作。くるりとした愛嬌(あいきょう)たっぷりの目のものと、きりりとした金色の目の2種類ある。同店の小田切洋子さん(72)は「去年はコロナで厳しかった。今年は早く落ち着いてくれれば」と願った。

 価格は12センチが1500円、17センチが3千円、20センチが3500円、39センチが1万円。

 このほか疫病をはらうとされる妖怪「アマビエ」をモチーフにしただるまもある。問い合わせは、同店電話044(266)9007。

© 株式会社神奈川新聞社