年代別最低投票率「20~24歳」29.44% 昨年10月衆院選 長崎県選管

 長崎県選管は6日、昨年10月の衆院選(小選挙区)の年代別投票率を発表した。投票率が最も低かったのは20~24歳で29.44%だった。
 調査は県内846投票区のうち21市町から標準的な投票率を示す1区ずつを抽出し集計。期日前、不在者、在外投票者数も含まれる。
 調査によると、県全体の投票率は57.17%で、年代別では70~74歳の73.47%が最高。このほか70%を上回ったのは75~79歳(72.82%)、65~69歳(71.34%)だった。
 18~19歳の投票率は42.29%だったが、内訳は18歳53.63%、19歳29.19%。県選管は「選挙権を得たばかりの18歳は親と一緒に投票に行ったり、高校が期日前投票所になっていたりするため投票率が高くなるが、それ以降投票に行かなくなる人が多い。全国的な傾向」としている。


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