SDGsに取り組む企業の「見える化」へ 長崎県が登録制度、申請11日まで

 持続可能な開発目標(SDGs)に取り組む企業や団体を「見える化」しようと、長崎県は「県SDGs登録制度」を創設した。第1回の登録申請は11日まで受け付ける。
 対象は県内に本社か支社があり、SDGsに取り組んでいる、または取り組む意思がある企業、団体、法人、個人事業主。制度は企業などのPR、取り組みの波及を目的としており、県は登録企業などをホームページで紹介する。
 ホームページにある必要書類を提出すると申請でき、審査を経て、3月下旬に登録予定。県によると、すでに100件を超える申請があっており、今後は半年に1回募集する。次回は4月ごろ。担当者は「SDGsへの取り組みを就職活動の動機とする学生も多く、ビジネス機会の創出にもつながる」とし、SDGsへの取り組みについて「企業にとって成長戦略にも生存戦略にもなる」と呼び掛けている。


© 株式会社長崎新聞社