県内観光団体が飛躍誓う 長崎で賀詞交歓会

名刺交換し交流する参加者=長崎市大黒町、ホテルニュー長崎

 長崎県観光連盟(宮脇雅俊会長)など県内観光関連団体主催の新春賀詞交歓会が6日、長崎市内で開かれた。宿泊業者や交通事業者など約150人が出席し本県観光の飛躍を誓った。
 新型コロナウイルス禍に伴い昨年は中止し2年ぶりに開催。感染防止のため今年は参加人数を例年より3分の2程度に縮小し、立食形式をやめた。
 宮脇会長は「県内でも新型コロナの変異株オミクロン株感染が確認され予断を許さない。一方、昨年は出島メッセ長崎開業など観光業界に明るい兆しが見えた。国内外の誘客や受け入れ環境整備に積極的に取り組みたい」とあいさつ。
 来賓の平田研副知事は「今後も観光関係者の皆さまの意見を聞きウィズコロナ、アフターコロナに対応した支援に努める。西九州新幹線の開業効果を県内全体に拡大させたい」と述べた。坂本智徳県議会議長の音頭で乾杯し、参加者は名刺交換するなどして交流した。


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