きのうの雪とけさの冷え込みで、関東では路面の凍結している所が多くなっている。引き続き、交通障害や転倒などに注意が必要だ。
天気は太平洋側では晴れている所が多いが、北陸や北日本の日本海側を中心に雪で、大雪やふぶきに注意が必要となる。
路面凍結の関東 車の走行や歩行は慎重に
きのう雪が降った関東では、けさはほとんどの観測地点で氷点下の冷えこみとなった。最低気温は千葉県船橋市では観測史上最低となる‐5.4℃を観測。東京では‐3.5℃、横浜でも‐1.5℃まで下がり、いずれも今シーズン一番低い気温を更新した。
雪と強い冷え込みで路面状況は悪化、凍結している所が多くなっている。
日差しで徐々に融けてきてはいるものの、かげになっている所や踏み固められた所は溶けにくく、引き続き、交通障害や転倒などに注意が必要だ。
車の運転はいつも以上に慎重に、歩行も時間に余裕をもつようにしたい。
北陸以北の日本海側は雪 大雪やふぶきの所も
午前11時現在、太平洋側では広く晴れているが、日本海側は山陰から東北を中心に雪雲がかかっている。
午後は北陸や東北を中心に雪が続き、風も強く、ふぶきになる所もありそうだ。特に東北では山地など大雪になる所もある見込み。
日本海側の雪 土曜は範囲狭まる
あす8日(土)は大陸から高気圧が張り出してくるため、晴れる所が多くなる。日本海側の雪も日中は止む所が多く、小康状態となりそうだ。
ただ、夜は北日本を前線が通過するため、北陸や北日本では再び雪が降りだす見込み。 (気象予報士・多胡安那)