サリンジャーの女性エージェントと新人アシスタントの実話 「マイ・ニューヨーク・ダイアリー」公開決定

マーガレット・クアリーとシガーニー・ウィーヴァーが共演する映画「マイ・ニューヨーク・ダイアリー」が、5月6日より劇場公開されることが決まった。

「マイ・ニューヨーク・ダイアリー」は、1990年代のニューヨークを舞台に、作家を夢見るジョアンナと、老舗出版エージェンシーでJ.D.サリンジャーを担当する女上司マーガレットを描いた作品。編集アシスタントとして働き始めたジョアンナは、世界中から毎日大量に届くサリンジャーへの熱烈なファンレターを処理することになる。小説の主⼈公に自分を重ねる10代の若者、戦争体験をサリンジャーに打ち明ける退役軍人、作家志望の娘を亡くした母親など、心揺さぶられる手紙を読むにつれ、定型文を送り返すことに気が進まなくなったジョアンナは、個人的に手紙を返し始める。

主⼈公のジョアンナを演じるのは、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」でプッシーキャット役を演じたマーガレット・クアリー。マーガレット役を、大ヒット作で活躍する一方で、スタンフォード大学とイェール大学を卒業した経歴を持つシガーニー・ウィーヴァーが演じる。原作は、サリンジャー担当の女性エージェントと新人アシスタントの驚きの実話を描いた、ジョアンナ・ラコフの自叙伝「サリンジャーと過ごした日々」。監督を、アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた「ぼくたちのムッシュ・ラザール」などの、フィリップ・ファラルドーが務める。

【作品情報】
マイ・ニューヨーク・ダイアリー
2022年5月6日(金)新宿ピカデリー、Bunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国ロードショー
配給:ビターズ・エンド
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