「いちご王国・栃木の日」宣言から4周年となった「いち・ご」の日の15日、県は県議会議事堂1階ロビーで記念イベントを開催した。宇都宮短大付属高生のファッションショーのほか、PRに協力する「いちご王国アンバサダー」と国王である福田富一(ふくだとみかず)知事のトークセッションを行った。佐野市の佐野・プレミアムアウトレットやJR上野駅、大阪市内でもイチゴ販売などを行い、各地でいちご王国をPRした。
新型コロナウイルスの感染対策のため一般開放はせず、関係者約100人が出席。イベントは下野新聞社の動画サイト「Movemate(ムーブメイト)」でライブ配信された。
ファッションショーでは同校生徒がモデルとなり、授業で制作したウエディングドレスなど37着を披露した。イチゴを入れたグラスを手に持つといった演出も手掛け、手拍子を誘った。
トークセッションにはアンバサダー4人が登壇。鹿沼市でとちおとめを栽培する赤井(あかい)のりこさんは「栃木県全体がいちご王国というテーマパークになってくれたら」と提案した。日光市のザ・リッツ・カールトン日光の早坂心吾(はやさかしんご)総料理長は県産イチゴのスイーツを用意した。福田知事は「料理を通じて魅力を伝えてほしい」と話した。