新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県内で19日、新たに男性1人の死亡と、10歳未満～100歳代の男女2288人の感染が確認された。うち1556人の感染経路が不明。1日当たりの新規感染者数が2千人を超えるのは、昨年8月29日（2362人）以来。
横浜市によると、70代の男性は昨年12月15日に陽性が判明し、市内の病院に入院していたが、今月8日に亡くなった。
県内各地でクラスター（感染者集団）が相次いで発生している。横浜市内では、新たに9施設でクラスターが発生。患者3人と職員1人の感染が確認されていたJCHO横浜中央病院（横浜市中区）では、新たに職員5人の陽性が判明し、感染者は9人となった。
川崎市によると、関係者3人が感染している市内の保育園で新たに職員3人の感染が判明し、市はクラスターと認定。相模原市では小学校1校、幼稚園1園、保育園2園でクラスターが発生した。
横須賀市では市内の二つの教育保育施設でクラスターが発生。茅ケ崎市によると、会食をしていたグループ内の10～20代の男女2人の陽性が判明。同グループ内の感染者が5人となり、市はクラスター認定した。
県によると、県厚木保健福祉事務所管内の民間病院と高齢者福祉施設で新たなクラスターが発生。県平塚、県鎌倉両保健福祉事務所管内でもクラスターが起きている。
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大和市は19日、大和市立病院で看護師4人と、60～90代の入院患者の男女4人の感染を確認したと発表した。いずれも軽症で感染経路は不明という。5階東病棟で新規入院患者の受け入れを当面中止するという。
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小田原市教育委員会は19日、市立中学校1校を20～26日まで学校閉鎖すると発表した。同校は生徒の感染で学年閉鎖を実施していたが、教職員1人の感染も新たに判明し、休校とした。
三浦市教委も、生徒1人が感染した同市立中学校1校を19日午後から21日まで休校すると発表した。
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在日米海軍厚木基地（大和、綾瀬市）は19日、15日以降で基地関係者33人の感染を新たに確認したと発表した。基地内の感染者は現在137人。
