ロビーニョ被告、集団レイプ事件で有罪確定 禁固9年の実刑判決に

 元ブラジル代表FWロビーニョは、2013年に起きた集団レイプ事件による有罪判決が下された。

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 当時ACミランでプレーしていたロビーニョは、ミラノ市街のナイトクラブ『シオカフェ』で5人のブラジル人と共にアルバニア人女性を集団レイプした疑いで起訴され、2017年に有罪判決に。その後ロビーニョ側は関係は合意であったこと、被害者女性は飲酒を好む性格だったと主張するものの、2020年のミラノの裁判所でも第一審の判決を支持。ロビーニョ側が再度控訴を試みた結果、今回ローマで行われた裁判でも「被害者は屈辱を受け、選手とその友人たちによって性的衝動を満たすために利用された」と再び当初の判決を支持したため、同選手に9年間の禁固刑が言い渡されていた。

 ロビーニョは現在ブラジルに滞在中で、同国の法律では国民の引き渡しは禁止されているため収監される可能性は低い模様。ただブラジルメディア『UOL』によると、イタリア側が要請すれば、ロビーニョは母国で刑を受ける事になる模様だ。

集団レイプ容疑のロビーニョに有罪判決 Photo Marco Luzzani

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