寒空でも春の話題

けさは全国のおよそ8割の地点で最低気温が0℃未満の冬日となりました。一年で最も寒い時季を迎え、日中も体に沁みる寒さが続いています。
土日もあまり気温は上がらず、厳しい寒さが続きそうです。
そんな真冬真っ只中ではありますが、春の話題も出始めています。
きのうは鹿児島から梅の開花の便りが届き、ウェザーマップからは今年のさくらの開花予想が発表されました。
今年の桜は記録的に早かった去年と比べると遅くなりそうですが、全国的にほぼ平年並みか早めになりそうです。秋に休眠に入った桜は冬の寒さで目を覚まし、春の暖かさによって蕾の生長が促され、開花となります。連日の寒空は私たちにとっては辛いものですが、桜の目覚めには欠かせないものなのです。
今の所、全国で一番早く咲きそうなのは高知で3月18日頃。東京は3月23日頃。予想通りいけば、あと2か月もすれば桜シーズンがやってきます。

気象予報士・多胡 安那

画像について:さくらの開花予想(1月20日ウェザーマップ発表)

© 株式会社ウェザーマップ