情報処理サービス業 シャイン 長崎進出 来年1月、BPO業務

 データ入力、情報処理サービス業のシャイン(東京)は31日、紙伝票の電子化に関するBPO(業務委託)サービスを展開する長崎ビジネスセンターを長崎市に新設すると発表した。業務開始予定は来年1月。開設後3年間で60人を雇用する計画。
 シャインは今年1月、陸運大手の鴻池運輸(大阪)のグループ会社として、同社と業務自動化サービスのRPAホールディングス(東京)が合弁で設立した。資本金は1億円。
 長崎ビジネスセンターは、長崎市御船蔵町のオフィスビル「(仮称)長崎御船蔵プロジェクト」内に開設。シャインは、本県進出の理由について「デジタル技術を活用したBPOセンターを目指しており、首都圏と比べて優秀な人材を採用しやすい。県や長崎市の採用支援があり、雇用を通じて地域活性化に貢献できる」と説明した。
 県、県産業振興財団、長崎市が誘致した。同財団によると、本年度の県内への立地決定は今回で8件目。


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