株式会社はあとふるあたご(新潟市中央区)が有限会社大正舎(東京都)を子会社化

新潟県下越地方、福島県郡山市など28拠点で介護サービスを展開する株式会社はあとふるあたご(新潟市中央区)は1日、同日付で、通所介護などを手がける有限会社大正舎(東京都)の全株式取得を完了し、子会社化したと発表した。

大正舎は、カウンセリングや生活リハビリを主軸にしたデイサービスセンター「リハビリティーサロン時の灯り」と居宅介護支援事業所を運営。その独自のノウハウは利用者と家族から信頼を確立しており、在宅介護の実現に積極的に取り組んでいる介護サービス事業者であるという。介護業界における競合施設の増加など競争が激化する中、はあとふるあたごは業界内で高い実績を持つ会社との連携を模索していた。

はあとふるあたごは、新潟、福島、東京で事業を展開する介護サービス事業者で、現在、首都圏での事業基盤強化に着手している。大正舎の子会社化によって首都圏展開への弾みになるほか、今後は既存拠点との連携強化、職場環境づくりや介護人材育成、ノウハウの共有を含めたシナジー効果が期待できるとしている。

はあとふるあたごは、今後も良質な介護サービスを提供している事業者との連携強化、事業承継を促進し、事業規模拡大や運営基盤強化を積極的に図っていくとしている。

© にいがた経済新聞