センバツ「恩返ししたい」 長崎日大の選手ら決意表明 長崎新聞社を訪問

春の甲子園出場を報告した長崎日大の選手ら=長崎新聞社

 選抜高校野球大会(3月18日から13日間・甲子園)に九州代表として出場する長崎日大の選手らが7日、長崎市の長崎新聞社を訪れ、憧れの舞台での全力プレーを誓った。
 長崎日大は昨秋の県大会で準優勝し、続く九州大会で4強入り。県、九州大会の通算チーム打率3割5分9厘、九州大会は3試合で計35安打25得点と特に攻撃面で力を発揮し、1月28日の選考委員会で23年ぶり3度目の春の甲子園出場が決まった。
 この日は池内一郎校長、平山清一郎監督、山内徹也部長のほか、河村恵太主将、梅﨑光星副主将、立川慶之介内野手が来社。徳永英彦社長が「おめでとうございます。簡単にできる経験じゃない。楽しんできてほしい」と激励し、平山監督や選手たちは「応援してくれているたくさんの人に恩返しがしたい」などと決意表明した。
 池内校長は「監督、部長もOBで同窓生たちも喜んでいる。まずは大会が無事にあることが一番。(甲子園への)移動からすべてがいい経験になる。長崎のチームって気持ちいいね、長崎日大っていいチームだね、と思ってもらえるようにしたい」と述べ、徳永社長から激励金を受け取った。


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