【新型コロナ】横浜で8人死亡、3591人感染 16施設でクラスター

横浜市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は18日、新たに60~90代の男女8人の死亡と、10歳未満~100歳以上の男女3591人の感染が確認された、と発表した。重症1人、中等症11人、軽症3452人、無症状19人、108人の症状が分かっていない。

 市によると、亡くなった8人のうち5人は入所していた施設や病院でクラスター(感染者集団)が発生していた。

 老人ホームに入所していた80代男性は、1日に陽性が判明。2日に入院したが、10日に死亡した。同施設では職員10人含め計31人が感染しており、死者は計2人となった。

 介護老人保健施設に入所していた80代女性は、3日に陽性が判明。呼吸苦により15日に入院したが、16日に死亡した。同施設では職員4人含め計16人が感染している。

 別の介護老人保健施設に入所していた60代男性は、4日に陽性が判明。本人と家族の意向で入院はせず、16日に死亡した。同施設では職員27人を含め計143人が感染し、死者は計24人となった。

 赤枝病院(同市旭区)に入院していた90代男性は、11日に陽性が判明、12日に死亡した。同病院に入院していた別の80代男性も11日に陽性が判明し、13日に死亡した。同病院では職員5人含め計18人が感染している。

 中区の60代男性は9日に陽性が判明。訪問看護を受けていたが、16日の訪問時に倒れた状態で発見され、死亡が確認された。

 市内の病院に入院していた80代女性は、15日に陽性が判明、同日死亡した。

 市外に住む70代男性は、14日に自宅で倒れ、市内の病院に緊急搬送された。同日陽性が判明し、15日に死亡した。

 市内では病院2施設、高齢者施設12施設、放課後デイサービス1施設、市立特別支援学校1校で新たにクラスターが発生したとしている。

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