宇都宮市の5~11歳ワクチン接種 3月4日から開始

宇都宮市役所

 宇都宮市は18日、市内の5~11歳の子どもへの新型コロナウイルスワクチン接種を3月4日から実施すると発表した。ワクチン供給量に限りがあるため、まずはぜんそくなどの基礎疾患や知的・身体障害がある子どもを優先する。

 市内の5~11歳の人口は約3万2500人。このうち6300人分(約20%)のワクチンが同2~20日に国から届くという。

 始めに基礎疾患などがある子どもの優先接種枠として約3400人分を確保し、2月28日に予約を開始、3月4~17日に接種する。優先接種の対象となるかどうかは市ホームページで確認できる。

 同7日から5歳児を対象に予約を受け付け、同18~24日に接種を行う。その後、6歳以上も順次受け付ける。当面は小児科などでの個別接種が中心。接種券は2月21日に一斉発送する。

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