知事選に初めて挑んだ宮沢由彦さんは、長崎県東彼川棚町で県などが進める石木ダム建設事業の見直しを中心に政策を発信したが、浸透できなかった。
昨年12月の出馬表明後、「ワクワクする長崎を」「誰ひとり取り残さない」と訴え、県民の声を地道に聞くスタイルを貫いた。共産党が自主的に支援し、賛同した市民団体や若者たちも集まった。
長崎市樺島町の事務所で宮沢さんは「各地で石木ダムの問題を訴え続けた。多くの県民に届いたと信じている」と納得した表情を見せた。
長崎県知事選 宮沢さん及ばず 「石木ダム問題届いた」
- Published
- 2022/02/21 10:30 (JST)
- Updated
- 2022/02/21 11:06 (JST)
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