こんにちは!アウトドア系YoutuberのFUKUです。キャンプギアの花形アイテムと言えば、焚き火台。今回は定番品やお値打ち品ではなく、個性豊かな面白い焚き火台を集めてみました。メーカーの工夫やオリジナリティに溢れた、焚き火台を5種類ご紹介します!
スペシャルな焚き火台(1) DUCKNOT(ダックノット)/B.S.T
まずはこちら。DUCKNOT(ダックノット)の焚き火台、B.S.Tです。お値段は15,950円。
早速開けてみましょう。
焚き火シートも付いています。しかも私が好きなフェルトタイプ。ケースは分厚い綿帆布の素材でカッコいい感じです。
焚き火台がこちら。ゴトクが2本ついていて、本体は一体型です。見た目の質感が無骨というかミリタリーっぽいというか、独特な雰囲気ですね。
そしてこの焚き火台の売りが、設置と撤収がラクなところと、船底構造で熾火が残せるところ。
このように、開くだけで組み立ては完了!設置と撤収がとてもラクな焚き火台です。
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船底構造とは、底部分が直線ではなくラウンド状になっている構造のこと。薪を置いた時に下にも隙間ができやすく、真ん中に薪が溜まりやすいんです。
2つのゴトクは高さを2段階に変えられます。しかもここにアルコールストーブがハマるんです。落ちることもありません。
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火入れしてみると、薪はくべやすいです。ゴトクも使ってみると面白い仕組みだし、高さが変えられるのは良いですね。
《DUCKNOT(ダックノット)/B.S.Tのポイント》
- 値段:15,950円
- 設置と撤収がラク
- 角ばっていて印象的なデザイン
- 高さが変えられる2つのゴトク
- ゴトクにアルコールストーブを設置できる
- 焚き火シート・収納ケース付き
《仕様》
サイズ
(使用時)幅360mm×高さ230mm×奥行225mm
(収納時)幅360mm×高さ255mm×厚さ20mm
重量:620g
スペシャルな焚き火台(2) BELKROOT(ベルクロート)/en(エン)
続いてはこちら。BELKROOT(ベルクロート)というブランドの焚き火台、en(エン)。これは昨年話題になった焚き火台のひとつです。お値段は19,800円。
このピザみたいな板とフレームだけで、カッコいい焚き火になるそうですよ。
かなり薄いステンレスなので、組み立てる時は指が切れないように、必ず手袋を付けて組み立ててください。
これが完成形。軽量ですが、直径40㎝もあるディスク型の焚き火台です。
美しいデザインですね。高級感があってカッコいい。
この焚き火台の面白いところが、自由自在に動かせるフレーム。このように2本のフレームを本体と合体させて使います。
焚き火調理をしながらお湯も沸かせたり、少し遠ざけて保温したりと自由に使えます。すごいシステムですね。
自由自在に動かせるフレームは、その時々で違った使い方を楽しめそう。
軽量なので、そこまでがっしり感はありません。また地面が平らでないと足が浮いてしまいます。
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カッコいい道具で焚き火すると楽しいですね。それなりのお値段がしますが、個人的にはまた使ってみたいなと思う焚き火台でした。
《BELKROOT(ベルクロート)/en(エン)のポイント》
- 値段:19,800円
- 高級感のある美しいデザイン
- フレームを自由自在に動かせる
- 軽量・コンパクトで持ち運びやすい
- 幅40㎝のディスク型の広い面積を活かして焚き火を楽しめる
- 収納ケース付き
《仕様》
重量:595g
サイズ:直径40㎝、高さ15㎝、火床高さ7㎝、収納厚さサイズ4㎝
素材:ステンレス
スペシャルな焚き火台(3) Mt.SUMI(マウントスミ)/パーフェクトグリル・専用ロティサリー
次はこのセット。Mt.SUMI(マウントスミ)のパーフェクトグリルと、専用ロティサリーです。この組み合わせは家族やグループで使ったら絶対楽しいんじゃないかな。
グリルは7,480円、ロティサリーは7,590円です。
本体は約1.5㎏と重いので、徒歩やバイクの方には向きません。
開けた瞬間から高級感が漂っていますね。布製バッグとバーベキュー用のトングまで付いていました。
この大きさでワンタッチで設営可能です。
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カッコいいし、一瞬で展開できるのも楽しい!高さもなく均等で広いので、炭を置いてグリルとして使うのにも適していると思います。ひっくり返すと一瞬でたためるし、すごい仕組みですよね。
分解できるので、中の掃除も可能です。
そしてこの2枚の板がサイドテーブルとして活躍してくれます。この状態で焚き火をするのも良し、専用の網を置いてバーベキューするのも良し。
専用ロティサリーも開けてみましょう。電池を入れて、ネジで焚き火台に固定します。
おもちゃのようなワクワク感がありますね。
モーター音が大きいのが少し気になります。
火床は広いので、焚き火はしやすいです。
それではロティサリーにお肉を装着してみたいと思います。お肉を挿してネジで固定したら、スイッチオン!
お肉がゆっくりと回っております(笑)!
これは私の手でひっくり返したりしなくても、お肉をほどよく焼いてくれそうです。
とても美味そうにお肉が焼けました。
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美味すぎる!慣れてくると動かしながらカットできますね。
終わった後のグリルには若干歪みがあります。ロストルにもやや膨らみが見受けられますが、撤収は問題なくできました。
これは家族や友達と楽しめるスペシャルな焚き火台ではないでしょうか。
《Mt.SUMI(マウントスミ)のパーフェクトグリルのポイント》
- 値段:7,480円
- ワンタッチの設営・撤収
- 重いため車でキャンプに行く人におすすめ
《仕様》
サイズ
(使用時)縦32.5×横32.5×高さ15㎝
(収納時)縦32.5×横32.5×高さ2㎝
重量:約1.5㎏
《Mt.SUMI(マウントスミ)の専用ロティサリーのポイント》
- 値段:7,590円
- 自動で肉が美味しく焼ける
- 家族やグループにおすすめ
《仕様》
重量:1.4㎏
サイズ:W50×D10×H16㎝
耐荷重:5㎏
材質:ステンレス
電源:単三電池3本(別売)
スペシャルな焚き火台(4) 尾上製作所/CAMBi (キャンビ)Ⅱ
4つ目はこちら。尾上製作所のCAMBi (キャンビ)Ⅱというユニークな焚き火台です。
お値段は6,428円と比較的お手頃。
デザインと仕組みが独創的で面白いんですよ。焚き火台には見えませんね(笑)バケツみたいな形をしています。
脚を付けると、安定感のある焚き火台になりました。
このまま焚き火台として使ったり、カバーを被せて二次燃焼モードも楽しめるようです。ゴトクを付ければ二次燃焼の火力を活かして調理もできるとのこと。
別売りのチェーンとSカンを付ければ「吊るして焚き火モード」も楽しめます。
カバーを使う際はこのリングを挿し込みます。もう一個のリングを上にはめてゴトクを乗せると調理も可能になります。面白い。
それでは火を入れていきましょう。個人的にはこういった簡易装備で焚き火をするのは楽しいです。
カバーを被せてみると、確かに二次燃焼してる!ものすごい火力です。
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2wayで使えるのは面白いですね。ゴトクを置いてみると、お湯が沸くのもめっちゃ早い。がっしりしているのでスキレットで調理もできそうです。
《尾上製作所/CAMBi (キャンビ)Ⅱのポイント》
- 値段:6,428円
- お手頃価格で遊べる焚き火台
- サブの焚き火台としておすすめ
- 二次燃焼を楽しめる
- 火力を活かして調理も可能
- 塗料は熱ではがれやすい
《仕様》
重量:2.52㎏
サイズ:高さ25.2㎝、横幅25.4㎝、奥行33.2㎝
スペシャルな焚き火台(5) TOKYO CRAFTS(トーキョークラフト)/焚き火台マクライト
最後のひとつがこちら。TOKYO CRAFTS(トーキョークラフト)の焚き火台マクライト。今は4月以降発送のものが販売されています。
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これは見た時に素直に「欲しいな」と思った焚き火台。高いかなと思ったら、9,878円と一万円切っているんですよね。
開けてみましょう。本体は大きさの割にとても軽く、薄いステンレス製です。
こんなにペラペラで大丈夫かなと思いますが、組み立ててみましょう。
組み立てるとゆるい曲線を描いて強度が増すようです。思ったより火床が広くてびっくり。
専用のゴトク付きで、広いのでソロ用クッカーを2個置いても余裕ですよ。高さは2段階に変えられます。よく考えられていますね。
奥行きもあるので、2~3人でも充分使えるサイズ感です。
大きさにゆとりがあるので、40㎝の薪も問題なく入ります。デザインは美しいし、ゴトクの高さを変えられるのも良いですね。
《TOKYO CRAFTS(トーキョークラフト)/マクライトのポイント》
- 値段:9,878円
- 1㎏未満と軽量
- 美しいデザイン
- 薪をくべるスペースが充分にある広い火床
- 焚き火をしながら湯沸かしや調理がしやすい構造
- 部品数が少なく組み立てやすい
- すぐ届かない可能性がある(2022年2月現在、4月以降の発送)
《仕様》
重量:本体 794g/ゴトク 135g
サイズ:(組み立て時)W36×D40×H32cm、(収納時)W21×D40×H2.5㎝
材質:(本体・ゴトク)ステンレス、(収納ケース)ポリエステル
耐荷重:ゴトク 7kg、火床 15kg
スペシャルな面白い焚き火台でキャンプをもっと楽しもう!
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