流川メイド火災 元店長に賠償命じる 広島地裁

7年前の流川・雑居ビル火災で、亡くなったメイドカフェ従業員の遺族が損害賠償を求めた裁判。

広島地裁は飲食店元店長に賠償金を支払うよう命じました。

2015年10月中区流川町で雑居ビルが全焼し、メイドカフェの女性従業員と客あわせて3人が死亡しました。

従業員の遺族は飲食店の元店長がゴキブリ駆除のためアルコールスプレーをまき、ガスバーナーで炎を放ったことが火事につながったとして、元店長に対し

損害賠償を求めています。

22日の判決で広島地裁の絹川泰毅裁判長は、元店長の行為が原因で火災が発生したことを認定。

「元店長は火災の発生を容易に予見することができた」として従業員の遺族におよそ2800万円を支払うよう命じました。

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