【新型コロナ】神奈川県所管域で1011人感染、2人死亡

神奈川県庁

 新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県は23日、県所管域で新たに70代と90代の女性2人の死亡と、10歳未満~100歳代の男女1011人の感染が確認されたと発表した。中等症12人、軽症925人、無症状21人、調査中53人。うち916人の感染経路が不明となっている。

 県によると、綾瀬市の90代女性は16日、自宅で熱や脱力感があり、17日に検査を受けた医療機関で感染が判明。自宅療養中に体調が悪化し、19日に別の医療機関に救急搬送されたものの新型コロナウイルス感染症による肺炎で同日死亡した。

 70代女性は16日に県内の自宅から救急搬送された医療機関で亡くなった。同日、新型コロナウイルス感染症の陽性が判明したが、死因はコロナ以外という。

 県内の入院患者は22日現在で1778人(重症100人、中等症1484人、軽症・無症状194人)。過去最多となった21日より7人減ったものの過去2番目となった。

 クラスター(感染者集団)関連は、既に認定されている平塚保健福祉事務所管内の高齢者福祉施設や、鎌倉保健福祉事務所管内の病院でそれぞれ感染者が4人増えるなど、計8施設で拡大した。

 このほか、県は新たに199人が自主療養したと発表した。自主療養者の累計は8723人になった。

 また、県は22日に公表した感染者数のうち、1人が重複していたとして取り下げた。

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