今夏の参院選長崎選挙区 共産・安江綾子氏を擁立

安江綾子氏

 共産党県委員会は23日、今夏の参院選長崎選挙区(改選数1)に同委員会女性部長の安江綾子氏(45)を党公認候補として擁立すると発表した。
 参院選を巡り、共産党は中央レベルで立憲民主党に対し選挙協力に向けた協議を申し入れている。長崎市内で会見した同委員会の山下満昭委員長は独自候補擁立の理由について「これ以上、準備を遅らせるわけにはいかない」と説明。安江氏は「昨年の衆院選以降の国政をみると今まで以上に改憲の動きが強くなっている。必ず憲法9条を守り、次の世代に引き継ぎたい」と決意を述べた。
 安江氏は松浦市出身。県立松浦高卒。2015年に入党、20年から現職。19年に県議選佐世保市・北松浦郡区、21年に衆院選長崎1区に出馬し、いずれも落選した。


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