再オープン前に住民らが苗木植樹 地域環境に溶け込んだ場所に イオン島原店

苗木を植える参加者=島原市、イオン島原店

 現地建て替え工事中で、3月中旬に再オープンするイオン島原店(長崎県島原市弁天町1丁目)で27日、記念植樹祭があり地元住民ら約220人が参加した。
 店舗そばに木々を植え、地域環境に溶け込んだ場所にしようとイオン九州(福岡市)が実施。「イオンふるさとの森づくり植樹祭」として国内外でこれまでに計1222万本超を植えている。
 同社の柴田祐司社長が「木の成長とともに、島原の皆さんとずっと一緒にある店にしていきたい」とあいさつ。親子連れなどが班に分かれて1本ずつ丁寧に植え付け、敷地内8カ所計約380平方メートルにサツキやツツジ、クスノキなど11種類の苗木約1700本を植栽した。
 市立第三小1年の佐仲優菜さん(7)は「開店が楽しみ。植えた木が大きくなってほしい」と話した。
 植樹に先立ち、イオン社会福祉基金が島原市手をつなぐ育成会に福祉車両を寄贈した。


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