新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県内で28日、新たに8人の死亡と、10歳未満～100歳代以上の男女6404人の感染が確認された。
川崎市は80代の男性2人が死亡したと発表した。同市宮前区の男性は家庭内感染し、23日に陽性が判明。市内の病院に入院し、26日に死亡した。同市麻生区の男性は有料老人ホームの入居者で、陽性の入居者と接触して発熱。17日に陽性と分かり、27日に死亡した。
県所管域では、80代男性2人の死亡を確認。クラスター（感染者集団）が起きていた平塚保健事務所管内の高齢者福祉施設に入所していた男性は、4日に搬送先の病院で陽性と分かり、22日に死亡。もう一人の男性はクラスター認定された同事務所管内の病院に入院し、1日に陽性と判明。23日に亡くなった。
横須賀市は、女性2人の死亡を発表。クラスターが起きた施設に入所していた90代女性は12日に陽性と判明し、24日に死亡した。80代女性は別の病気で入院する際の検査で陽性が分かり、27日に亡くなった。
横浜市は、クラスターが発生したワシン坂病院（同市中区）に他の疾患で入院していた60代男性が23日に急変し、同日死亡したと発表。死因は新型コロナによる急性呼吸不全だった。
相模原市は、90代男性の死亡を発表。26日に心肺停止状態で病院に搬送され、同日中に死亡した。その後の検査で陽性と分かったが、死因は他の疾患によるものだった。
また、県は新たに294人が自主療養したと発表した。自主療養者の累計は9791人になった。
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防衛大学校（横須賀市）は28日、20代の学生1人が感染したと発表した。
