【新型コロナ】相模原で683人感染 80代男性2人死亡も死因は老衰

相模原市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、相模原市は1日、80代男性2人の死亡と、10歳未満~90代の男女683人の感染が新たに確認されたと発表した。

 市によると、80代男性の一人は市内の高齢者施設の入所者。2月19日に陽性が判明し、同28日に老衰が原因で死亡した。もう一人の80代男性は市内の自宅で具合が悪くなり、同26日に訪問診療を受けたが死亡が確認された。その後の検査で新型コロナの感染が分かったが、死因は老衰だったという。

 新規感染者の症状別は重症1人、中等症2人、軽症585人、無症状21人、調査中74人。360人の感染経路が不明という。

 また、新たに通所介護事業所(中央区)で職員6人、利用者4人の計10人の感染が分かり、市はクラスター(感染者集団)と認定した。

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