「血を流すな」佐世保地区労 露のウクライナ侵攻 「戦争反対」広がる訴え

ロシアのウクライナ侵攻に抗議する集会=佐世保市島瀬町

 ロシア軍のウクライナ侵攻に対し、佐世保地区労は1日、長崎県佐世保市島瀬町の島瀬公園で抗議集会を開き、軍事侵攻をやめ平和が訪れるよう訴えた。
 関係者25人が参加。新型コロナウイルス対策として大声は出さず、「ロシア軍はウクライナから直ちに撤退せよ」「武力で平和はつくれない」「ウクライナに平和を 血を流すな 流させるな」などと記したプラカードを約30分間掲げた。
 福田康博議長は「小さい行動かもしれないが、皆さんで大きな輪にしたい。軍事侵攻を何としてもやめさせないといけない」と訴えた。参加者は、核廃絶の実現や春闘勝利などを誓った集会決議を採択した。
 ロシアへの抗議集会は5日まで毎日午後6時から開く予定。状況によっては、開催期間を変更する可能性がある。


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