高速道路の事故多発エリア、分かりやすく 神奈川県警がマップ作成

作成したマップの活用と安全運転を呼び掛ける県警高速隊員

 高速道路の危険箇所を分かりやすく伝えようと、神奈川県警高速隊と第2交通機動隊は、死亡事故の発生地点と人身・物損事故の多発区間をまとめたマップを作成した。高速道路での死亡事故が昨年相次いだことから初めて企画。県警ホームページ上で公開しており、活用を呼び掛けている。

 マップには、昨年に県内の高速道路で発生した死亡事故13件(前年比6件増)の場所を掲載。首都高速道路横羽線や同湾岸線のほか、狩場ジャンクション(JCT)周辺で多発していることが一目で確認できる。

 半数近い6件がバイク絡みだったことなど死亡事故の特徴も紹介。4件あった歩行者絡みの死亡事故では、うち3件が別の事故で車外に出た際のものといい、発煙筒や三角表示の適正利用も促した。

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