ジェンダー平等、世界平和を 市民団体など長崎で街頭活動 国際女性デー2022

街頭でジェンダー平等や戦争反対を訴える参加者=長崎市、鉄橋

 国際女性デーの8日、長崎県内5団体でつくる「国際女性デー長崎集会実行委員会」は長崎市中心部の鉄橋で街頭活動をし、ジェンダー平等と世界平和を訴えた。
 約20人が参加。「セクハラ、パワハラの根絶を」「核兵器ダメ」などと書いたプラカードを手にし、リレー形式で思いを述べた。参加者からはロシアのウクライナ侵攻を非難する声が相次ぎ、「平和でなければ人権も守れない」「一人一人が抗議の声を」と呼び掛けた。
 今夏の参院選で「候補者の5割を女性に」と目標を掲げる立憲民主党の県連も鉄橋で街頭活動。山田朋子県連代表らが、女性が働きやすい環境づくりに向け「女性の政治への参画を」などと訴えた。ウクライナ難民支援の募金活動も行った。

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