【新型コロナ】藤沢で2人死亡377人感染 児童施設などでも新たなクラスター

藤沢市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県藤沢市は10日、市内在住の90代女性と70代男性の2人の死亡と、市内外に住む10歳未満~90代の男女377人の感染が新たに確認されたと発表した。

 死亡した女性は2月28日に陽性が判明。当初は軽症で、入居していた高齢者施設で療養していたが、容体が悪化し3月6日死亡した。死亡した70代男性は2月28日に陽性が判明。中等症で入院し3月8日死亡した。

 年齢別内訳は、10歳未満93人、30代と40代が各61人、10代58人、20代45人、50代31人、70代11人、60代10人、80代5人、90代2人。中等症6人、軽症364人、無症状7人。244人の感染経路が不明となっている。陽性患者の同居家族と接触者がそれぞれ98人、35人。

 市内福祉事業所2カ所と児童施設の感染者がいずれも5人となり、市はクラスター(感染者集団)が発生したと認定。クラスターが発生した市内医療機関の感染者は32人となった。

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