【新型コロナ】藤沢で2人死亡、315人感染 福祉事業所でクラスター

藤沢市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、藤沢市は2日、市内在住の70代男性と市外在住の80代男性の2人の死亡と、市内外に住む10歳未満~90代の男女315人の感染が新たに確認されたと発表した。

 死亡した70代男性は障害者施設の入居者で、2月18日に陽性が判明。当初は軽症だったが、容体が悪化し同26日死亡した。80代男性は高齢者施設の入居者で、同8日に陽性が判明。当初は軽症だったが、容体が悪化し、同17日死亡した。

 年齢別内訳は、10歳未満84人、10代67人、40代47人、30代42人、20代31人、50代18人、60代10人、70代7人、80代6人、90代3人。中等症2人、軽症301人、無症状12人。214人の感染経路が不明となっている。陽性患者の同居家族と接触者がそれぞれ74人、27人。

 市内福祉事業所の感染者が5人となり、市はクラスター(感染者集団)が発生したと認定。クラスターが発生した市内福祉事業所2カ所の感染者はそれぞれ28人、10人となった。

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