湘南・西湘地域特産のかんきつ「湘南ゴールド」の出荷が11日、小田原市内で始まった。今月中旬から県内のスーパーなどで順次販売される。
JAかながわ西湘成田総合選果場(同市成田)に10日、12トン以上が集められ、ベルトコンベヤーで傷や大きさなどをチェックする選果作業が行われた。JA西湘によると、今シーズンは収穫量が少ない「裏年」に当たるが、同市内を中心に約170軒の農家から約100トンの集荷を見込む。
JA西湘は「寒い日が続いたのでまだ甘酸っぱさは残るが、時間がたてば酸味も減り、食べやすい甘さになる。神奈川のオリジナルの味を堪能してほしい」と呼び掛けている。
湘南ゴールドは直径6センチ程度で、種が少なく皮がむきやすい上、香りが良いのが特長という。