FIFAワールドカップ欧州プレーオフのウクライナ戦が延期となったスコットランドは、ポーランドと親善試合を行いチケット売り上げはユニセフに寄付となった。
スコットランドは24日にW杯プレーオフでウクライナと対戦する予定だったが、ロシアからの侵攻で6月に延期に。またポーランドもプレーオフを控えていた中、FIFAやUEFAが対戦相手のロシアに制裁を与えたことで不戦勝となった。これにより、スコットランドとポーランドは試合予定日だった24日に両者による親善試合を行い、チケット売り上げはユニセフのウクライナ緊急基金に寄付すると両国サッカー協会は表明している。
スコットランド代表のアンドリュー・ロバートソンは、「父親として、ウクライナの子供たちが被害に遭う映像を見るのは胸が張り裂けそうな思いだ。僕はユニセフの大使で、延期を知らされたときこの状況を少しでも救おうと思った。寄付金が難民救済のための多大な努力に役立てられる事を願っている」と伝えた。