「ウクライナ核危機 被爆地からのメッセージ」
チェルノブイリ原発事故で被曝した歌手が、広島の私たちへ伝えます。
東京在住バンドゥーラ奏者 ナターシャ・グジーさん(42)
日本に住み20年余りのナターシャさんは、1986年のチェルノブイリ原発事故で被曝、当時6歳でした。
民族楽器バンドゥーラの演奏と歌で広島と交流、自身の体験談も伝えてきました。
2016年には国立チェルノブイリ博物館に「原爆の子の像」のモデル佐々木禎子の折り鶴を寄贈しました。
ナターシャさん「大切に大切にしていて、日本で自分がしている活動の励みにしていた」
15日、チェコ大使館で行われた「母国を想うチャリティーコンサート」
ナターシャさん「皆さんの心に響く歌と演奏をお届けしたいと思います。ウクライナの大地を守ってほしいな」
ナターシャ・グジーさんのメッセージ「子どもたちの心の傷 癒やしたい」
ナターシャさん「今の状況が終わったとしても元の生活に戻るにはとても時間がかかると思う。広島の人たちもとても理解してくれているんじゃないかなと思う」
「ウクライナの子どもたちが少しでも心が楽になって、今抱えている心の傷をどういうふうに癒していけたらいいのか、一緒に考えていける機会があったらいいな」