バスケットB3 長崎ヴェルカ快勝で14連勝 品川を119-71で圧倒

 バスケットボール男子のBリーグ3部(B3)第24節第2日は19日、東京・品川区立戸越体育館などで5試合が行われ、首位の長崎ヴェルカは品川を119-71で圧倒して14連勝を飾った。通算は33勝2敗で、今節の試合が中止となった2位A千葉(28勝4敗)とのゲーム差を3.5に広げた。
 コロナ禍の影響でリーグ戦の中止が相次ぎ、ヴェルカにとっては2月19日の第20節埼玉戦以来、1カ月ぶりの公式戦。実戦不足も懸念されたが、序盤から地力の違いを存分に見せつけた。
 第1クオーターはガード狩俣のトリッキーで的確なパスを起点に、フォワードのボンズが豪快なダンク、ガード髙比良が連続3点シュートを決めてリズムに乗った。ディフェンスもオールコートマンツーマンで品川の攻撃を寸断。ゴール下での得点を許さず、33-13といきなり大差をつけた。第2クオーターもセンターのカーター、ガード松本らが次々に加点。64-24として試合の大勢を決めた。
 ヴェルカは後半も攻撃の手を緩めず、第4クオーター4分に松本のドライブインからのシュートで100点の大台に。特別指定選手として10日に加入したフォワード山崎(青学大3年)も残り10秒でリーグ戦初ゴールを決めた。
 最終日は20日、各地で3試合を実施。ヴェルカは同体育館で品川との2戦目に臨む。


© 株式会社長崎新聞社