ウクライナの英雄シェフチェンコがロシアの侵攻を糾弾「罪のない子供たちが死んでいる」

 元ウクライナ代表FWのアンドリー・シェフチェンコ氏は、ロシア侵攻による母国の情勢を語った。

母国への支援を主導するシェフチェンコ、英番組で反戦メッセージ「自由のため団結しよう」

 ロシアとの紛争が続く中、シェフチェンコはウクライナの人々が戦闘地域から逃れるため支援活動を行なっている。イギリス紙『デイリー・メール』でジェイミー・レドナップとのインタビューに応じたシェフチェンコは、戦争が始まった当初を回顧。「眠っていた時に母親から電話がかかって来た。戦争が始まったと。ロシアが戦争に踏み切ったのは信じられなかった」と明かした。またウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領を称賛しており、「彼も去る事ができたが、国に留まり守らなければならないという明確なメッセージを発した。それが人々を団結させた」と伝えた。

 さらにシェフチェンコは戦争に巻き込まれている子供たちが危険に瀕している現状に、「そんなことは許されない。罪のない子供たちが理由もなく死んでいっている」と言及。「私も4児の父だ。望みはただ一つ、自分の国に平和をもたらすこと、罪のない人々の殺戮を止めることだ。戦争が残酷なものだと言うのは誰もが知っている。私たちはそれに我慢することができない」と思いを語っている。

シェフチェンコが罪のない子供たちの命の危険を語る Photo Getty Images

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