プレミア名物審判ディーン氏が今シーズン限りで引退… 来季以降はVAR担当に専念

 プレミアリーグの名物審判であるマイク・ディーン氏は、今シーズン限りで引退を表明した。

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 53歳ディーン氏は2000年からプレミアリーグの審判を務め、通算553試合を担当。ショーマン的なテクニックと選手に対する厳格なアプローチで有名となり、リーグでも多くのビッグマッチで笛を吹いた。また22年間でイエローカードを2026枚、レッドカードを114枚、PKを184回与えており、歴代最多の数字を記録。昨年マッチレフェリーを引退したリー・メイソン氏と同様に、来シーズンからはビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)担当に専念する方針だ。プレミア元審判のピーター・ウォルトン氏は、「彼が大舞台を追いかけるのではない。大舞台が彼も下にやってくるのだ」と賛辞を送っている。

マイク・ディーンが今シーズン限りで引退へ Photo Marc Atkins

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