イタリアが2大会連続W杯予選敗退…後半AT決勝弾で北マケドニアに敗北

 24日にFIFAワールドカップ欧州予選プレーオフが行われ、イタリアと北マケドニアが対戦した。

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 ヨーロッパ予選では勝ち点3を取りこぼした試合が散見され、2位フィニッシュでプレーオフに回ったイタリア。2勝すれば本選出場が決まるプレーオフ準決勝では、ケガで長期離脱中のフェデリコ・キエーザに代わりドメニコ・ベラルディがスタメンに名を連ねた。ボールを支配するイタリアは、前線の選手が積極的にペナルティエリア内に進入し厚みのある攻撃を展開。優位を保ち試合を折り返す。

 後半に入ってもイタリアが攻め立てる状況は変わらないものの、フィニッシュの場面で精度を欠き、枠を捉えきれず1点が遠い。このまま延長戦に突入かにみえた後半アディショナルタイム、北マケドニアのゴールキックからスペースにボールがこぼれると、アレクサンドル・トライコフスキがペナルティエリア手前から右足を振り抜く。虚を突いた一撃はゴール左隅に吸い込まれ、劇的決勝弾となりタイムアップ。イタリアが0-1で敗れ、2大会連続ワールドカップ予選敗退が決定した。

イタリアが2大会連続W杯予選敗退 Photo Tullio M. Puglia

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