「長崎ーソウル定期航空路線」再開に期待 韓国総領事が知事、長崎市長と面会

大石知事(左)と名刺を交換する李総領事(右)=県庁

 李熙燮(イヒソプ)・駐福岡韓国総領事が7日、長崎県庁に大石賢吾知事を訪ね、3年間運休している長崎-ソウルの定期航空路線について「できるだけ早く運航再開できれば」と期待を寄せた。
 同路線は2016年10月に韓国の格安航空会社(LCC)エアソウルが就航したが、両国関係悪化や新型コロナウイルス流行の影響などで19年3月から運休している。李総領事は「水産資源や観光資源が多い長崎県との交流に期待している。これからも活発に行われるように尽力したい」と話した。
 知事就任を祝福された大石知事は「新型コロナの影響で往来は難しい状況だが、オンラインの文化交流などを重ね、関係を深めていければ」と応じた。
 李総領事は同日、長崎市役所も訪れ、田上富久市長と面会した。


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