来週は再び 時季外れの陽気に 広範囲に高温に関する早期天候情報

 きょう11日(月)は東北北部で30℃を超えるなど、北日本でも気温が平年よりかなり高くなっている。北海道は向こう2週間、暖かい空気が流れ込みやすいため気温の高い日が多く、特に18日(月)ごろからの5日間ほどは、かなり高くなる可能性がある。東北から九州北部(山口県含む)にかけての地方は、13日(水)または14日(木)にかけて気温が平年より高く、その後はいったん平年並みに落ち着く日もあるが、20日(水)前後からの5日間ほどは再び平年よりかなり高くなる見通し。

 このため気象庁は、北海道から九州北部(山口県含む)にかけて「高温に関する早期天候情報」を発表し、農作物の管理等に注意すると共に、積雪の多い地域ではなだれに注意するよう呼びかけている。なお、4月下旬に平年より気温がかなり高くなるということは、これまで以上に暑くなる地域が多いと考えられる。熱中症対策など、体調管理にも十分な注意が必要だ。

早期天候情報とは

11日(月)気象庁発表「早期天候情報」 出典=気象庁HP

 原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。

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