九州の政財界でつくる九州IR推進協議会(会長・倉富純男九州経済連合会会長)の役員会が13日、福岡市であり、長崎県が佐世保市のハウステンボス(HTB)への誘致を目指すカジノを含む統合型リゾート施設(IR)について、関係者がIR区域整備計画の最終案を報告した。
役員会は冒頭を除き非公開。県担当者によると、IR設置運営事業予定者の「カジノオーストリアインターナショナルジャパン」(CAIJ)と、IRの運営主体となる特定目的会社(SPC)「KYUSHUリゾーツジャパン」の代表が出席。SPCの大屋高志代表が概要や資金調達の見通しが立っていることなどを報告した。
推進協は昨年4月に発足。役員会にはリモートも含め13人が出席した。初参加の大石賢吾知事はあいさつで、「アジアとの近接性や豊富な観光資源など九州・長崎IRの優位性を最大限生かしながら、なんとしても国の区域認定を勝ち取りたい」と述べた。
長崎IR最終計画案を報告 九州推進協役員会
- Published
- 2022/04/14 12:10 (JST)
- Updated
- 2022/04/14 12:40 (JST)
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