新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は14日、80～90代の女性2人の死亡と、10歳未満～90代の男女1402人の感染が確認されたと発表した。中等症3人、軽症1379人、無症状8人、12人の症状が分かっていない。
市によると、亡くなった2人はいずれもクラスター（感染者集団）が発生した施設に入所していた。特別養護老人ホームに入所していた90代の女性は4日に発熱し、5日に陽性が判明。入院したが、7日に亡くなった。同施設での死者は計2人になった。
通所介護施設に通っていた80代の女性は、5日に陽性が判明。自宅で療養していたが、13日に救急搬送され亡くなった。同施設では職員4人を含め、計9人の感染が確認されている。
市内では、高齢者施設2施設と障害者施設で感染が拡大し、市はクラスターと認定した。
