【新型コロナ】横浜で6人死亡、1873人感染 3施設で新クラスター

横浜市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は16日、新たに70~90代の男女6人の死亡と、10歳未満~90代の男女1873人の感染が確認されたと発表した。重症1人、中等症11人、軽症1832人、無症状15人で、14人の症状が分かっていない。

 市によると、亡くなった6人のうち4人はクラスター(感染者集団)が発生している病院の入院患者。

 横浜舞岡病院(戸塚区)では80代男性が3日に陽性判明し、7日に発熱、14日に敗血症のため亡くなった。70代男性は3月29日に発熱し30日に陽性が判明、今月13日に新型コロナによる肺炎で亡くなった。同病院では職員27人と入院患者274人の計301人が感染し、死者は計11人となった。

 横浜南共済病院(金沢区)では90代男性が7日に陽性判明し、14日にがんのため死亡。同病院では職員23人と入院患者33人の計56人が感染し、死者は4人になった。

 元気会横浜病院(緑区)では90代女性が2日に陽性判明し、4日に急性心筋梗塞で死亡。同病院では職員5人、入院患者7人の計12人が感染しているが、初の死者となった。

 新たなクラスターは3件で、有料老人ホームと高齢者グループホーム、障害者入所施設でそれぞれ発生した。

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