PR活動さらにまい進 結成11年目、〝武将隊〟が市長表敬 上越市

 上越市のため、身命を賭して日の本にPRしていく所存―。上越市の観光PRキャラクター、越後上越上杉おもてなし武将隊のメンバーが14日、市役所を訪れ、中川幹太市長に今年の活動の意気込みを語った。

中川市長の采配に合わせ、ときの声を上げる武将隊のメンバー

 中川市長は公約に掲げる「通年観光」で、謙信が居城とした春日山城を年間通じて楽しめる観光地に整備する方針で「ぜひ協力をお願いしたい」と激励した。

 武将隊は昨年で結成から10年を迎え、市の観光PRに欠くことのできない存在となっている。謙信公役の男性は「近年はコロナ禍で〝出陣〟(観光PRに出掛ける)の機会が減り、インターネットの動画サイトやSNSを通じて上越のPRに努めている」と語り、中川市長に動画などを披露した。中川市長は「上越市は、長野市や山梨県北杜市と交流がある。皆さんの活躍を期待している」と激励した。

 武将隊は29日、春日山神社で活動11周年を記念するイベントを開く予定。山形県米沢市、長野県上田市からも武将隊が〝来援〟に訪れる予定だ。

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