【新型コロナ】横浜市 基礎疾患ある80代男性死亡、1581人感染

横浜市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は17日、新たに1人の死亡と、10歳未満~100歳以上の男女1581人の感染が確認されたと発表した。中等症6人、軽症1548人、無症状5人で、22人の症状が分かっていない。

 市によると、亡くなったのは神奈川区の80代男性で、クラスター(感染者集団)が発生した市内の有料老人ホームの入所者だった。10日に発熱し、検査で陽性が判明。同日、病院に入院したが容体が急変し、誤嚥(ごえん)性肺炎で死亡した。男性には基礎疾患があった。

 また、新たに障害者入所施設と介護老人保健施設で職員や利用者などに感染が相次ぎ、市はクラスター認定した。

 新規感染者の年代別内訳は、10歳未満が308人で最多。20代266人、30代266人、40代249人、10代218人、50代135人、60代58人、70代44人、80代25人、90歳以上が12人となっている。

 新型コロナウイルス感染症を巡り、相模原市は17日、市内外に住む10歳未満~90代の男女216人の感染が新たに確認されたと発表した。重症が1人、軽症が179人、無症状が17人、調査中が19人。

 年代別の内訳は、20代が45人、30代が41人、10歳未満が37人、10代が34人、40代が24人、50代が22人、70代が6人、60代が5人、80代と90代が各1人。129人の感染経路が不明で、陽性患者の接触者は87人。

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