社民県連代表 村上氏を選任 参院選、白川氏推薦決定 長崎市内で定期大会

あいさつする社民党県連の村上新代表(中央)=長崎市筑後町、ホテルセントヒル長崎

 社民党県連は17日、長崎市内で定期大会を開き、新代表に村上信行代表代行(72)=元大村市議=を選任した。また、今夏の参院選長崎選挙区(改選数1)について、立憲民主党公認で立候補予定の立民県連副代表、白川鮎美氏(42)の推薦を決めた。社民党本部に上申する。
 代表は2020年6月に前代表の吉村庄二氏が死去した後、空席となっていた。村上氏は19年春まで大村市議を通算7期務め、20年に代表代行に就任していた。
 参院選を巡っては、連合長崎など労働4団体と社民、立民、国民民主3党県連で構成する国政選挙協力の枠組み「7団体懇話会(7者懇)」で昨年12月、白川氏の支援準備を進めることを確認していた。大会に出席した白川氏は政策協定を結び、「命と暮らし、平和を守る社民党の皆さんと心を合わせて戦いたい」とあいさつした。
 大会は22年度の活動方針と予算を承認した。


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