児童虐待392件 被害児童数高止まり続く 加害者「両親」が増 2021年認知 栃木県警

栃木県内児童虐待認知件数と被害児童数

 栃木県警が2021年に認知した児童(18歳以下)虐待件数は392件で、20年と比べ9件増えたことが17日までに、栃木県警のまとめで分かった。被害児童数は30人減った565人で、栃木県警が両親ともに加害者とするケースも増えている。19年1月に千葉県野田市で起こった、小学4年女子児童の虐待死事件以降、件数、被害児童数は高止まりしており、栃木県警は児童相談所との連携強化などに力を入れる。 

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