【新型コロナ】横浜で425人感染3人死亡 病院など5施設で新たなクラスター

横浜市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は21日、新たに70~90代の男性3人の死亡と、10歳未満~90代の男女425人の感染が確認されたと発表した。軽症406人、無症状7人で、12人の症状が分かっていない。

 市によると、亡くなった3人のうち2人はクラスター(感染者集団)が発生している施設の入院患者や利用者。

 東戸塚記念病院(戸塚区)では70代男性が3月20日に陽性が判明し、同24日に新型コロナによる肺炎で亡くなった。同病院では職員26人と入院患者71人の計97人が感染し、死者は計7人となった。

 介護老人保健施設を利用していた90代男性は、今月8日に陽性が判明。16日に新型コロナで亡くなった。同施設では職員17人と利用者49人の計66人が感染し、死者は計3人となった。

 新たなクラスターは5件で、生協戸塚病院(戸塚区)、イムス横浜東戸塚総合リハビリテーション病院(同区)、昭和大学藤が丘病院(青葉区)、放課後等デイサービス、高齢者グループホームで認定された。

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