「鎌倉殿」とコラボ 横浜・金沢区の歴史文化、シーサイドライン車内広告で発信

横浜金沢観光協会貸し切りのシーサイドラインの車内広告

 横浜金沢観光協会と横浜シーサイドラインは今月から、横浜市金沢区の歴史や文化を中心とした魅力を発信するため、同区内を走るシーサイドラインで広告貸し切り列車の運行を開始した。期間は来年4月までの1年間の予定。

 1編成5両の列車2編成で車内広告全てを同協会が貸し切り、「『横浜金沢観光協会』アドトレイン」として運行している。

 同区内には瀬戸神社や琵琶島神社など、放送中の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の登場人物ゆかりの地が点在することから、「鎌倉殿×横浜金沢」と銘打って紹介。「横浜金澤七福神」の案内や、地元の良質な商品を認定した「横浜金沢ブランド」などの広告も車内に掲示した。付属のQRコードを読み取り、同協会のサイトで詳細を知ることもできる。

 同協会は「横浜のイメージは開港期以降が中心だが、『横浜金沢』には鎌倉時代からの歴史・文化資産が多い。それらを再認識・発見するきっかけになれば」と期待を込める。広告に関する問い合わせは同協会電話045(780)3431。

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