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陸上自衛隊大村駐屯地の創立70周年記念行事が23日、長崎県大村市西乾馬場町の同駐屯地であった。
駐屯地は1952年7月に創設。第16普通科連隊や第4施設大隊などの隊員約1200人を抱える。県内の防衛や警備のほか、昨年8月に雲仙市で発生した土砂崩れなど災害派遣も担っている。
記念行事は新型コロナ禍のため規模を縮小し、3年ぶりに開催。隊員約500人や自衛隊車両による観閲行進のほか、模擬戦闘訓練なども披露された。
式典で福添哲生司令はロシアのウクライナ侵攻や中国の軍事力強化、北朝鮮の核兵器などに触れ「わが国を取り巻く安全保障環境は厳しさを増している。情勢の変化に応じてあらゆる任務に即応できるようさまざまな訓練に取り組む」と式辞を述べた。