長崎県新上五島町有川郷の剣道場経営、峯利雄さん（81）方の庭でオオデマリが満開。真っ白なボール状の花の華やかさが、近所の人たちの目を楽しませている。
オオデマリはレンプクソウ科の落葉低木。妻の美智子さん（78）が約10年前、友人からもらった高さ約0.5メートルの苗を玄関前の庭に植え、現在は約2.5メートルまで育っている。5年ほど前から挿し木で増やし、裏庭にも3本がある。今年は、いずれも3月初めにつぼみを確認、4月上旬に開花し始めた。
美智子さんは「散り始めたら早い。一斉に花びらが落ちると、庭がまるで雪に覆われたように真っ白。これもまた風情がある」と話した。
