キリンの赤ちゃん誕生 長崎バイオパークに25年ぶり 愛らしい姿を公開

ミズキ(右)に寄り添う赤ちゃん=西海市、長崎バイオパーク

 長崎県西海市西彼町の長崎バイオパークに、アミメキリンの雄の赤ちゃんが生まれ、18日から一般公開を始めた。母親のミズキ(7歳)に寄り添い母乳を飲んだり、元気よく走り回る愛らしい姿が来園者を楽しませている。

一般公開が始まったキリンの赤ちゃん

 同園によると、キリンの誕生は25年ぶり。昨年1月、ミズキが妊娠しているのが分かり、準備を進めてきた。今月13日午後3時15分頃出産した。この時の頭頂部までの高さは、母親の2分の1に満たない約2メートル、体重は約100キロ。出生後45分後で立ち上がった。父親のニック(11歳)との顔合わせも良好だという。
 昨年5月からキリンの飼育を担当している西山優さん(24)は「無事に生まれてすごくうれしかった。このまま元気に育ってほしい」と話した。


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