九州高校野球大会 長崎日大、波佐見 そろって8強入り

【1回戦、沖縄水産-長崎日大】10回裏長崎日大2死二、三塁、豊田が二塁へサヨナラ安打を放つ(写真左) 【1回戦、波佐見-日章学園】継続試合も続投して9回2四球と丁寧に投げ抜いた波佐見のエース渡辺=宮崎市、ひなたサンマリンスタジアム宮崎

 第150回九州地区高校野球大会第2日は25日、宮崎市のひなたサンマリンスタジアム宮崎などで1回戦7試合が行われ、県勢は長崎日大が沖縄水産に延長十回2-1でサヨナラ勝ちした。波佐見も23日に継続試合となった日章学園(宮崎)との一戦を10-5で制して、そろって準々決勝へ進出。昨秋Vの九州国際大付(福岡)、西日本短大付(同)、大分舞鶴、明豊(大分)、小林西(宮崎)も8強入りした。
 長崎日大は二回、豊田の右前打と川副の四球で2死一、二塁とし、前田凱の右前適時打で先制。七回に連続長打で同点を許したが、延長十回2死から岩野が右前打で出ると、平尾、豊田も単打で続いて決勝点を挙げた。先発川副は6回無失点。廣田と種村も粘投して計1失点でとどめた。
 波佐見は10-4の八回から開始。先発していたエース渡辺が続投し、1点は失ったものの無難に逃げ切った。
 第3日は26日、同スタジアムなどで準々決勝4試合を実施。波佐見は宮崎市の宮崎アイビースタジアムの第1試合(10時)で九州国際大付と、長崎日大は同第2試合(13時)で西日本短大付と対戦する。


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